こんにちは。不動産営業部です。
この度、商談のため、東京都は港区へ行ってまいりました。
お客様は某大手企業の部長を務められている方で、独身を謳歌されており、この度物件購入に思い立ったきっかけとしてはお金を持っていても将来的に価値が下がってしまうからとのことでした。
確かに今の時代、円安、インフレが続いており、身近なところだと野菜の値段が上昇したり、大きなところでは不動産価格が上昇傾向にある事です。
例えば、今まで100円で買えていたモノが内容同じにも関わらず150円出さなければ買えない様になる。
つまり言い換えれば
モノの価値の上昇=通貨の価値の減少
となります。
そしてインフレには、良いインフレと悪いインフレがあります。
良いインフレの下では、企業が販売価格の上昇で儲かり、社員の給料が増え、消費者は物価上昇による生活費の増加を給料アップで吸収してもっと商品を買うようになり、商品がたくさん売れて企業が儲かる…というサイクルで景気は良くなります。
要は、良いインフレは「景気の拡大をともなうインフレ」ということです。
一方、商品の仕入れ価格の上昇ほど商品価格に上乗せできず、企業の業績が悪くなり、賃金が上がらないのに身の回りの商品が値上がりして家計を圧迫する、といった悪循環をもたらすのが悪いインフレです。
景気が良くなるとインフレは起こりやすくなり一般的に緩やかなインフレが経済にとって良い状態だといわれていますが、それは収入が「モノ」の値段以上に上がることが大前提。
また、インフレになると「モノ」の値段が上がって相対的に貨幣の価値が下がるため、預貯金の価値も目減りしてしまうことになります。そのため、将来的なインフレに備えるには、預貯金だけでなく、投資で増やすことが重要だといわれています。
これらを踏まえた上で、お客様のご希望が「東京23区で築年数の浅いマンション」と、私自身、気合の入る内容であったため、準備により時間をかけて様々な物件をご提案させていただきました。
細かい詳細をここに書くことは出来ませんが、お客様も大変気に入られた物件があり、数ある中から港区のマンションをご購入いただくこととなりました。
私自身、かなり自信をもっておすすめできる物件でございました。
港区は東京の中でも飛び抜けて家賃が高く、港区女子とよばれるように「お金持ちが集まるエリア」といっても過言ではないように思います。
令和元年に発表された総務省のデータによると、東京23区全体の平均年収が448万円であることに対し、港区の平均年収は1216万円と、かなりの高水準なことが伺え、東京都の中でも、好立地エリアと呼ばれる都心3区のうち、港区の人口は近年増加傾向です。
さらに今後も増加が見込まれ、長期的に賃貸需要も安定していると考えられております。
人口の増加を後押ししている要因として私が思うのは「港区ブランド」のようにも感じます。
「港区に住んでいます。」「港区にマンションを持っています。」
そう言えるだけで周囲の目は全く違う様に思えますよね。
マンションに於いても港区ブランドに恥じないようなデザインもそうですし、管理や清掃も行き届いている印象があります。そして実際、緑化計画の優れた建築物を表彰する「みどりの街づくり賞」など環境対策への支援が手厚く、街並みもかなり綺麗です。
それでいて、近くには多数コンビニも有り、病院などの公共施設も充実しています。
さらには23区の中でも国際色の豊かな区で、港区内だけで約80ヵ国の大使館があります。これは日本国内にある日本大使館の半数以上を占める数です。
弊社も大阪市の本町に本社がございまして、大使館がある分、いたるところに警察官が立っており治安もよく感じます。
大阪の街では信号無視をしようとする歩行者を警察官が「赤ですよ〜!」と声かけしているのも良く見る光景です。笑
なぜ、港区について書き連ねたかと言いますと、今のインフレと将来的な資産価値の上昇にあります。
今の貨幣の価値で今の資産を買えば、今後目減りしていく貨幣の価値に対して相対的に資産価値が上がっていくことになりますので、より資産価値の上昇率が高いというわけです。
港区に限るモノではないですが、不動産投資こそ、今できる手堅く最善の方法だと私は思っております。
そして何よりもお客様の先を見据えた戦略のお手伝いができたこと、大変嬉しく思います。
お客様よりお薦めいただいた東京タワー近くの某バーのお写真を添えて・・・。
※お客様よりブログ掲載許可をいただいております。